もしバナゲームという遊びを聞いたことがありますか?

iACPという法人が作成したカードゲームです(正確に言うとアメリカのNPO団体が作成したカードゲームを元に翻訳したものです)。

ACPというのはAdvance Care Planningの略でiACPはACPという取り組みを普及させるために立ち上げた団体ということですね(ACPについてはこちらの記事をご参照ください)。

もしもの話を気軽に考えたり話し合えたりしたらいいなと考えて開発されたレクリエーションツールです。

もしバナゲームは、1セット36枚で構成されています。35枚には、重病の際や死の間際に大事なこととして人がよく口にする言葉を集めてあります。残り1枚はワイルドカードで自分独自の希望がある時に使います。

1人プレイ、2人プレイ、4人プレイと色々な遊び方があります。

まずは、1人プレイで自分の考えを整理してみて気の置けない人と2人でプレイしてみる、あるいは1人ではなんとなく心細いから家族や友達とワイワイ4人プレイなんていうのもありですよね。

私もやってみました、1人プレイ。
こんな感じになりました。

私が選んだ最後の10枚

私はとにかく寂しがり屋なんだなと思うとクスっと笑ってしまうと同時になんだか急に寂しくなってきてしまい計らずも涙が滲んでしまいました。

ちなみにやってみるとなかなか10枚に決めきれなくなります。そんな時は、似たような選択肢をかき集めて自分の大切なことを明確にしてみるというのもありかもしれません。

逆に似たような選択肢は1つにまとめてしまい他を捨てた理由にその旨を記述するというのでも良いかもしれません。

ACPについて、なんとなく近寄り難いなとかどこから考えてみればよいのだろうと思っている人は、手軽に遊べるもしバナゲームから始めてみるのもよいかもしれませんね。